喉仏って第二頸椎にもあるらしい

takaren2004-10-16

    • 告別式と火葬を行ったこの詳細は書き疲れたので省略。告別式が終わり、火葬場に向かう道中、死去後帰宅をしていない父の為に、霊柩車で自宅前を通ってもらうことにした。
    • 火葬場へ着き、棺が早々と炉へと入れられるとき、しみじみとした哀しみが身に染みてきた。父の病魔に苦しんだ肉体は1000度近い灼熱の炎で滅され、骨になり、そして灰になり、灰は灰に。Ash to ash(´Д⊂グスン 係員さん曰く、よく言われる男の喉仏(咽頭隆起)は軟骨であるので燃え尽きてしまうが、第二頸椎のそれが、座した仏様の似姿をしていることから元来「喉仏」と言われるという。これも高温で焼却されるので、綺麗に残ることは珍しいのだが、父の「喉仏」はきちんと残っていた。
    • 祭儀場に戻り、父と共に簡単な昼食。その後、家に戻り祭壇に安置された父の遺骨と遺影を眺めるたびにほろほろと落涙してしまう自分がいる。この哀しみは浄化され、想いとなり、天地を渡り、天に召す父の元へ。哀しみは雨のようにやがては思い出へと昇華される、そんな日まで父を想い独り泣いてやろうと思う。父に会えなかったみなさんも冥福を祈ってやって下さい。