BloodRayne2
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- 2002年、Terminal Realityというアメリカのゲーム会社が開発した吸血鬼(ヴァンパイア)と人間の愛の子いや……合いの子つまりハーフ・ヴァンパイヤ即ちダンピールである美貌のレディであるレインたんを主人公にしたのが『BloodRayne(ブラッドレイン)』であった。FPS(というかデフォルトでは三人称視点)であるのだが、(荒木飛呂彦の漫画『バオー来訪者』の如く、肘から生えてはないが)両腕に携えた二対の刃で、ナチスや化け物をバッサバッサと斬り倒すのはなんとも爽快なゲームである。斬られた者たちは四肢が虚空に舞ったり、そこら辺は血と肉片だらけに……まぁ凄いことになる。血を吸うレインたんがなんとエロティックなことか。英語版のゲームをそんなにやる人ではないのだが、噂を聞き付け、デモをプレイし、思わず輸入ソフトを買ってしまったのである。
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- ハーフな吸血鬼ものというと、菊地秀行の小説<吸血鬼ハンターD>やウェズリー・スナイプス主演の映画『ブレイド』シリーズなどがあるけど、人間にも吸血鬼にもなりきれない者たちの悲哀というものもあり、その一方で超人的能力にも憧れもあろうか。