『2001年宇宙の旅 / 2001:A SPACE ODYSSEY』(1968)
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- スタンリー・キューブリック特集って感じのラインナップになった。ワーナーの旧作はほとんど日本語吹き替えが入ってないことが多いので、入ってるのが出るまで待とうかなぁって待ってたんだが……買うものなかったんだよヽ(`Д´)ノウワァン 『シャイニング / THE SHINING』 (1980)は長尺版が出るまで待とうかなぁ(´・ω・`)
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- 『2001年宇宙の旅』は原作者アーサー・C・クラークとの共同脚本で練り込んだだけあってか、哲学的示唆に富んだある意味形而上SF映画に仕上がり、映像的にも美しい。ピーター・ハイアムズ監督による続編『2010年』はこの偉大な先行作ゆえにいまいちパッとしない。小説『幼年期の終わり / CHILDHOOD'S END』(1953)と同じく、人類の宇宙的進化はクラークのライフワークというべきテーマだけれど、人類の未来形をどこか暗喩した「ツァラトゥストラはかく語りき」を冒頭で使うことにしたキューブリックの才能は素晴らしい。