洋画

『サブウェイ123 激突/ THE TAKING OF PELHAM 1 2 3』(2009)

サブウェイ・パニック [DVD]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2009/05/22メディア: DVD購入: 2人 クリック: 24回この商品を含むブログ (24件) を見るサブウェイ123 激突 コレクターズ・エディション [DVD]出…

『プレステージ / THE PRESTIGE』(2006)

今年物故した、20世紀最後の巨匠ともいえるハードSF作家アーサー・C・クラークが提唱した「クラークの三法則」なるものがある。その第三法則は特に有名で、よく引用されるものだが、「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない Any suffiently adva…

『フォロウイング / FOLLOWING』(1998)

続いて、クリストファー・ノーラン監督のデビュー作。こちらは本当に低予算というか、ほぼ0に近いらしい。モノクロ映画で、制作・監督・脚本・編集・撮影を兼務し、友人たちと一年がかりで撮影したものだ。 作家志望の青年ビル(ジェレミー・セオボルド 壇…

『メメント / MEMENTO』(2000)

クリストファー・ノーランが監督・脚本した2作目で、制作費900万ドルのインディペンド系ながら、口コミで全米でヒットを記録した。2001年度アカデミー賞脚本賞と編集賞候補。物語の本筋は単純であるが、脚本と構成の妙で魅せるフィルムノワールの佳作で…

『クラッシュ / CRASH』(1996)(ヘア解禁ニューマスター版)

ジェームズ・スペイダーというと、真っ先に思い浮かぶ映画はスティーブン・ソダーバーグ監督の『セックスと嘘とビデオテープ / SEX, LIES AND VIDEOTAPE』(1989)である。妙な色気のある男優で、逆にいうと普通の映画に出ていても、「これはエロティックじゃ…

『ザ・フライ / THE FLY』(1986)(2枚組特別編)

ようこそ、恐怖の実験室へ……とでも言ってるような作品である。敬愛する映画監督のひとり、鬼才という名がふさわしい、カナダ出身の監督デイヴィッド・クローネンバーグ作品である。今回久々に観たのは、カルト・コレクションとして出ている版である。津嘉山…

『パルプ・フィクション / PULP FICTION』(1994)

処女作には作家のすべてが詰まっているというよくいわれるが、それをよりスタイリッシュに昇華したのがこの『パルプ・フィクション』で、これでほぼ頂点を極めてしまう(物語を裁断し、断片的に再構築するカットバック手法はそれ以後は使われなくなる)とい…

『レザボア・ドッグス/ RESERVOIR DOGS』(1991)

一般に世間的な知名度が上がるのは次作『パルプ・フィクション』であるのだが、映画ファンの間で話題になり、今やカルト作品として名をとどめるのはこのデビュー作である。ビデオショップ店員をやりながら、この自主制作を目論んでいたタランティーノ。当時…

『デビルズ・リジェクト〜マーダー・ライド・ショー2〜 / THE DEVIL'S REJECTS』(2005)

ヘヴィーロックとかヘヴィーメタルとかデスメタルとかは聴かない(´・ω・`) ってことで音楽の話ではなく、今回は久々に、観た映画の話。話の繋がりが見えないかもしれぬが、この映画の監督はロブ・ゾンビというミュージシャンである。1985年にニューヨークで…

『バタフライ・エフェクト / THE BUTTERFLY EFFECT』(2004)

知り合いに薦められた映画だ。バタフライ・エフェクトとはバタフライ効果と言われるカオス理論用語である。気象学者エドワード・ローレンツが考察した気象モデルにおいて、ある非線型方程式(連立常微分方程式)は初期条件の違いによってその解が(決定論的…

ようつべ

ブログのようつべ関連のを見られるようにしてみました……はぁ、泣ける。この泣き男とか言わないこと。 追記。なんか重いので、消しました。

『ローズ / THE ROSE』(1979)

27歳で夭折した女性シンガー、故ジャニス・ジョプリンをモデルにした映画。アカデミー賞候補作品。ジョニスばりにシャウトするベット・ミドラーの歌唱力には脱帽である。最後のエンドロールにかかるタイトル曲「ローズ」は名曲で涙せずには聞けない。

『クロウ - 飛翔伝説 - / THE CROW』(1994) デラックス・エディション

最後の『クロウ 飛翔伝説』はブルース・リーの息子である、ブランドン・リーの遺作となったカルト作品である。1993年3月31日、あと六日でクランクアップという所で、銃撃シーンの撮影中、実弾発射による事故死のためにブランドンは還らぬ人になった。映画は…

『サイダーハウス・ルール / THE CIDER HOUSE RULES』(1999)

ジョン・アーヴィング原作なのが、『サイダーハウス・ルール』。りんご農園というと、牧歌的な感じがするが、孤児院とかテーマは重い。医師役のマイケル・ケインがいい味を出しているのだ。

『デッド・レイン / THE OPPORTUNISTS』(1999)

『デッド・レイン』は劇場未公開作品であるが、『羊たちの沈黙』(1990)のジョナサン・デミ監督が製作総指揮した作品。監督は新人さんだが、まぁ買ったのは(投げ売りしてたので)安かったのと、ウォーケン様が出てるからである。なぜかその恋人役でシンディ…

『『トロン / TRON』(1982)

CG技術がまだへんてこな時代、それが『トロン』。チープであるが、当時としては頑張ってる(はず)。変な仮想現実空間(正確にはそうではなく、電子世界に変換した人間を送り込む技術であるから、サイバーパンクなのだが)を舞台にした、珍妙な闘い。CGを…

『ブルベイカー / BRUBAKER』(1980)

『ブルベイカー』はロバート・レッドフォード主演の名作。監督は『暴力脱獄』(1967)『悪魔の棲む家』(1979)の故スチュアート・ローゼンバーグで、これらの作品も実話っぽい感じだが、本作もノンフィクション小説を題材にしリアルである。すでに『007/死…

『ディア・ハンター / THE DEER HUNTER』(1978)

マイケル・チミノ監督の『ディア・ハンター』はとにかく長い。3時間。このあと作られる『天国の門』(1981)も長かった(というか、冗長)。ロバート・デ・ニーロ、クリストファー・ウォーケン、メリル・ストリープ、故ジョン・カザールら豪華であり、カザー…

『吸血鬼 / THE FEARLESS VAMPIRE KILLERS OR: PARDON ME, BUT YOUR TEETH ARE IN MY NECK』(1967)

『吸血鬼』はロマン・ポランスキー作品で、DVDでは”ロマン・ポランスキーの”と、邦題についている。出演者はポランスキー自身や、故シャロン・テートが出ている。この後結婚するが、あの犯罪史上有名な悲劇がある。本作ドラキュラ映画のパロディであるが…

忙しくてなかなか観られない映画たちへの備忘録

以下、簡単に。

新作が旧作を越えられない訳

昨夜、というか本日の未明。リメイク版の『魔界転生』(2003)がテレビでやっていた。未だにSF伝奇時代劇の名作として、オリジナル映画版(1981)を信奉しているぼくであるが、どう差し引いてもこのリメイク版は駄作としかいいようがない。 キャスティングミス…

『エンゼル・ハート / ANGEL HEART』(1987)

何となく、同時に捕獲した絶版ものな店頭在庫っぽいDVD。同じく販売元はジェネオン(旧パイオニア販売作品……いいからさ、優良作品を廉価で継続的に再販してくれ)。 って愚痴はさておき、この映画はたまに現れるオカルトとミステリの見事な融合作品の成功…

『評決 / THE VERDICT』(1982)

『評決』は久々にDVD化された法廷ものの傑作。主演の弁護士フランク・ギャルビンを演じるのはポール・ニューマン(羽佐間道夫)、謎の女ローラに、『愛の嵐』『オルカ』のシャーロット・ランプリング(弥永和子)、被告側の弁護士エド・コンキャノンにジェー…

『狼たちの午後 / DOG DAY AFTERNOON』(1975)

『狼たちの午後』はテレビ吹き替え版収録のスペシャルエディションである。以前、通常版を買ったが、アル・パチーノ(野沢那智)、故ジョン・カザール(故・岸田森)に釣られ購入( ・∀・)ゴジャース 『セルピコ』から一転して犯罪者側に回った役回りであるがこ…

『セルピコ / SERPICO』(1973)

ここ一ヶ月ほどで買ったDVDの一部を紹介。この3本はシドニー・ルメット特集的なもの。『セルピコ』は警察汚職に挑む若き警察官セルピコの物語で、実話を元に作られている。イタリア系アメリカ人であるセルピコ(アル・パチーノ)は待望の警察官になったが、…

『トレインスポッティング / TRAINSPOTTING』  (1996)

お馬鹿(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャで汚く(・ё・)クサーて、でも、(・∀・)カコイイよくてちょっと哀しく(つд・)エーン、オシャレな青春映画。廉価版が出ていたので買っておいたのだが、積んであったので観た。 舞台はスコットランド。マーク・レントン(ユアン・マクレガー)は、仲…

『ソウ3 / SAWIII』(2006)

また続く殺人ゲーム。前二作を通じての殺人ゲームの意図が明らかになる。マンネリ感はあるにしても、この終わり方はすごく気になる所……続く?

『ソウ2 / SAWII』(2005)

殺人鬼ジグソウによるゲーム再びである。どこかに閉じこめられた八人の男女。ジグソウの意図と、ゲームの意味が徐々に明らかになってゆくわけであるが、状況的には前作より弱い。そして物語は続く……

『ソウ / SAW』(2004)

ソウ トリプル・パック(初回限定生産)が売ってたので買ってきた。オーストラリアの新鋭ジェームズ・ワン&リー・ワネルらの制作監督作で、一時期話題になっていたので、これを機に観てみることに。まだ最初なので評価はあとでかな(´・ω・`)。 映像的には暗…

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン / CATCH ME IF YOU CAN』(2002)

スピルバーグ監督のクライムコメディ映画。実話を元にした詐欺師の話で、レオナルド・ディカプリオいわゆるレオ様がその詐欺師に扮している。追いかけるのはトム・ハンクス演じるFBI捜査官。スピルバーグの新しめの作品を買ったのは久しぶり。ぶっちゃけ、最…