『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン / CATCH ME IF YOU CAN』(2002)
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- スピルバーグ監督のクライムコメディ映画。実話を元にした詐欺師の話で、レオナルド・ディカプリオいわゆるレオ様がその詐欺師に扮している。追いかけるのはトム・ハンクス演じるFBI捜査官。スピルバーグの新しめの作品を買ったのは久しぶり。ぶっちゃけ、最近の彼には過度の期待していない。『激突』『ジョーズ』『未知との遭遇』時代ははっきり言って天才ではあるが、年齢を重ねるごとに客へのサービス精神か、はたまたポピュラリティを優先するためか、いい脚本で映画化してないゆえ、名前だけが有名な平凡な監督って面が強くなっている予感。最近は『シンドラーのリスト』『プライベート・ライアン』『ミュンヘン』など史実ものに興味を示し、シリアスな感じに仕上げているけれども。この作品でも、ぼくの興味は父親役にクリストファー・ウォーケン様であることは言わずもながである。