邦画

ジュリー×ストーンズ×太陽を盗んだ男?

何となく、長谷川和彦の邦画史上に残る傑作『太陽を盗んだ男』を思い出す。9番こと、沢田研二扮する城戸先生が夢の中でストーンズを熱唱しているようだ。すべては夢……そう、あの映画は夢の如く美しい映画だ。原爆製造シーンでの歌として使えばよかったかも…

『八つ墓村』(1977)

当時は金田一耕助なる探偵が活躍するなどミステリブームが再興し、新倉イワオ氏進行のお昼の「あなたの知らない世界」やら、つのだじろうの『うしろの百太郎』『恐怖新聞』などが本屋に並んでいるのを読んでみたり、ホラーオカルトブームであった。この『八…

『さよなら銀河鉄道999』(1981)劇場版

ぼくのことをよく知っている人の予想通り、続編を買ってきたぼくがいる(`・ω・´)シャキーン まぁ、リアルタイムに確か観た作品ではあるが、当時はある意味高尚でそんなに理解できていなかったと思われるので、しみじみと観てみたいと思う。評価や感想はおいおいし…

『銀河鉄道999』(1979)劇場版

急に観たくなって買ってしまった。70年代後半、当時アニメ業界は絶頂期だった。数年前『宇宙戦艦ヤマト』がテレビ放映され、その続編および劇場版が平行して制作されていた(アニメファンの間では、いつ終わるのかという完結編でない完結編という感じに揶揄…

『地球へ…』(1980)

朝日ソノラマといえば、これを買ったんだった。東映アニメである。たぶん、小学生のとき観に行った記憶がある。監督と脚本は恩地日出夫。テーマ曲はダ・カーポ。懐かしい(・∀・) リメイクの数倍声優陣が豪華だ。芸能人がいてへなへなな部分はあるけど、コン…

『病院坂の首縊りの家』(1979)シリーズ第5作

これらは書き疲れたので割愛。時間があれば書きます。

『女王蜂』(1978)シリーズ第4作

『獄門島』(1977)シリーズ第3作

市川崑監督×石坂浩二主演の金田一作品群の中では、ぼくがもっとも好む映画作品。市川崑監督は当初これをシリーズの打ち止めにしようとしていただけあって、その完成度は素晴らしいと思う。昭和21年の終戦直後、引き揚げ船で死んだ戦友(映画版では友人雨宮…

『悪魔の手毬唄』(1977)シリーズ第2作

昭和27年、金田一耕助が静養を兼ね立ち寄った、兵庫県の県境にある山村・鬼首村(オニコベムラ)。そこで殺人事件が発生し、事件の背後に村を二分する由良家と仁礼家の存在が浮かび上がり、古くから村に伝わる手毬唄にまつわるものだということが明らかに…

金田一耕助の事件匣 市川崑×石坂浩二 金田一耕助シリーズ 劇場版DVD-BOX

市川崑監督×石坂浩二主演、角川春樹事務所企画、東宝配給の一連劇場公開作品群。前記した、角川映画の記念すべき第1回作品でシリーズ第1作の『犬神家の一族』(1976)に続く、東宝配給作(ここからは純粋に版権は東宝だが、なんとなく角川映画というイメージ…

新作が旧作を越えられない訳

昨夜、というか本日の未明。リメイク版の『魔界転生』(2003)がテレビでやっていた。未だにSF伝奇時代劇の名作として、オリジナル映画版(1981)を信奉しているぼくであるが、どう差し引いてもこのリメイク版は駄作としかいいようがない。 キャスティングミス…

『12人の優しい日本人』(1991)

今や、売れっ子となって久しい脚本家・三谷幸喜が主宰した東京サンシャインボーイズの舞台劇を映画化した傑作。同じくアルゴ・プロジェクトの一環として、『櫻の園』(1990)という秀作を撮った中原俊が監督を務めている。後者は少女漫画家・吉田秋生の原作を…

『犬神家の一族』(1976) コレクターズ・エディション

邦画の一時期黄金時代を築いた、角川映画制作の記念すべき第1回作品。豪華すぎる俳優の布陣、市川崑監督による美しい映像。大野雄二さんの魅力的な音楽。故・横溝正史氏によるデガダンな血の系譜の物語。 金田一耕助……石坂浩二 犬神松子……故・高峰三枝子 犬…

『地雷を踏んだらサヨウナラ』(1999)

とりあえず、今のマイ・ブームは浅野忠信ということで買ってきた。1973年11月29日、カンボジアで戦場カメラマンとして活動していた一ノ瀬泰造が11月22日(あるいは23日)に消息を絶った。十年後の1982年に遺体が発見され、死亡が確認される。享年26歳であっ…

『PARTY7』(2000)

『PARTY7』はまだ観てない。出演者も浅野忠信、我修院達也、堀部圭壱を始めとした常連に、永瀬正敏らが加わり、ポップな作品のようだ。『鮫肌男と桃尻女』よりもコメディ色が強いかもしれぬけど。『茶の味』は以前、テレビで観たけれど、こちらは青春映画っ…

『鮫肌男と桃尻女』(1998)

中古で売ってたのでかいました(゚Д゚)つツインパック。石井克人監督はだいぶ前に深夜にやっていた『鮫肌男と桃尻女』を観て、なんじゃこりゃあ(゚Д゚≡゚Д゚)?と凄く気に入った監督さんで、そのはっちゃけ具合とスタイリッシュな微妙な配合、アクションは派手である…

『柳生一族の陰謀』(1978)

過日に続き、東映映画第2弾である。思わず買ってしまいまひた(´・ω・`) いつぞやかだいぶ昔にテレビでやったとき以来久々に観たが、(・∀・)イイネ!! 『仁義なき戦い』で知られる故・深作欣二監督が初めて時代劇に挑戦したといわれる作品であって、そのけれん味…

『新幹線大爆破』(1975)

久々の邦画である。昨日、某人物からオススメされた映画であったのだが、本日DVDを見つけたので買ってきた次第である。たぶん、昔に見たかもしれないが、小さい頃なので忘却の彼方であろう。 題名が仰々しい。そのままズバリである。東映っぽい(;・∀・)とい…

『風の谷のナウシカ』(1984)

金ローで恒例の放映中。宮崎駿監督の『ルパン三世カリオストロの城』(1979)に続く初期傑作作品。ぼく的には『天空の城ラピュタ』(1986)まで。これ以降はそれ以前の作品モチーフの焼き直し的なものが多く、その物語の核は環境破壊された自然との共存を計ろう…

「映画と私」バトン

mixi経由で何バトンっていうか知らないけど、「ほにゃららと私」っていうテーマ でバトンを渡すらしい。しーかーさんからぼくへ来たのは「映画と私」らしい。 Q1.パソコンまたは本棚に入っている「映画と私」は? 映像という範疇だと、広くなりすぎて怪しげ…

『太陽を盗んだ男』(1979)

言わずと知れたカルトムービーである。今日は休みだったのだが天気が悪いので久々に眺めてみた。台風の接近ゆえ、『台風クラブ』でもあればそっちでもいいが生憎ないので、こっち。 監督はゴジこと長谷川和彦で、彼のワンアンドオンリーといっても過言ではな…

旧若人あきら

若人あきらといえば、数十年前なら郷ひろみのモノマネで知られ、10年以上前にも記憶喪失だか、失踪してお騒がせになった人であるが、現在は我修院達也と芸名で活動している。最近だと、石井克人監督、主演・浅野忠信の映画『鮫肌男と桃尻女』でのへっぽこな…

『犬神家の一族〜誰も知らない金田一耕助〜』

[推理作家]横溝正史の原作をドラマ化したものが放送されている。主演はSMAPの稲垣吾郎。途中から見たのだが、この原作の映像化で最もメジャーである石坂浩二主演、市川崑監督による角川映画『犬神家の一族』(1976)と比べてしまうのは仕方ないことであろ…

『ルパン三世カリオストロの城』(1979)がやっている。

『風の谷のナウシカ』(1984)と並ぶ宮崎駿の最高傑作。[声優]島本須美さんの可憐でありながら、時として力強い声が大好きなぼくには堪らない逸品である。島本須美といえば、155話と長期に続いたTV版の『新ルパン三世』(1977年10月3日〜1980年10月6日)の最終…