『ライフ・アクアティック / THE LIFE AQUATIC WITH STEVE ZISSOU』(2005)

天才マックスの世界 [DVD]ザ・ロイヤル・テネンバウムズ [DVD]ライフ・アクアティック コレクターズ・エディション(初回限定生産) [DVD]

    • ウェス・アンダーソン監督&ビル・マーレー関連。ウェス・アンダーソン監督作品は2〜4。1はビル・マーレー主演リチャード・ドレイファス競演の怪作。重度の神経症を煩うボブ役をマーレーが、精神科医をドレイファスが演じている。ドレイファスといえば、『ジョーズ / JAWS』(1975)『グッバイガール / THE GOODBYE GIRL』(1977)『未知との遭遇 / CLOSE ENCOUNTERS OF THE THIRD KIND』(左同)で有名なの性格俳優であるが、薬物に溺れ80年代前半はパッとしない。『張り込み / STAKEOUT』(1987)ではなかなか素晴らしいはっちゃけぶりを見せているが、ドレイファスはやっぱりしみじみしたヒューマンタッチな作品が似合うように思う。 この『おつむてんてんクリニック』もコメディを強調しすぎている感がある。このふたりがいるなら、最後にはホロリとできるものを期待したかった。まぁ、監督がフランク・オズだから……