『ゴーストバスターズ2 / GHOSTBUSTERS 2』(1989)
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- しばらくSUPERBITでない、吹き替え収録版が入手不可であったが、先日から『ゴーストバスターズ 1&2 ツインパック』(初回限定生産)がソニー・ピクチャーズエンタテインメントから出たので購入。収録されてるのは映像特典などは以前出ていたのと変わりない模様で、1が2003年コレクターズ・エディションで、2が通常版。ただ、カラー絵コンテ集の冊子が薄いながらも付いている。このゴールデン・ウィークにこの2作品はなぜか、テレビでも放映するみたいであるが、ぼくはマーレーマニアと化しつつあるので迷わず買ったのでばすたー(意味不明)。
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- 監督はアイバン・ライトマンで、『アニマル・ハウス』(1978)、『ミートボール』(1979)『パラダイス・アーミー』(1981の制作などに関わっていて、同じく脚本家・監督業もこなすハロルド・ライミスとの繋がり深い人である。エイクロイドの相棒であった故ジョン・ベルーシが1982年3月に薬物の過剰摂取で急死し、彼がやるはずであったピーター・ベンクマン博士として白羽の矢が立ったのがまたまた諸作品に主演していたマーレーであった。『大陸横断超特急 / SILVER STREAK』(1976)や『スーパーマン III 電子の要塞 / SUPERMAN III』(1983)などに出演した黒人の故リチャード・プライアーが代役にという業界紙の記事もあったらしいが。
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- B級的作品ではあるが、SFXはしっかりしていて、それもそのはず……特殊効果マンは<スター・ウォーズ>初期三部作や『ポルターガイスト / POLTERGEIST』(1982)などを担当しているリチャード・エドランドで本作でもアカデミー賞候補である。音楽はなんでもござれの故エルマー・バーンスタイン。レイ・パーカーJr.の歌うテーマ主題歌はアカデミー歌曲賞などの候補でもある。監督や主要キャストは変わらずに数年後に続編が制作されるが、コメディのお決まりギャグのようにそこでは似たようなことをやってしまっているので、質は落ちる。