『大統領の陰謀 / ALL THE PRESIDENT'S MEN』(1976)
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- 後述した映画『サンゲリア』と一緒に見かけて購入したのがこれ。前から買おうと思ってたけど、発売していたのを忘れていた……本編が(・∀・)カコイイ!!のは良質の探偵小説的映画であるのだが、何てたって、待望の吹き替え収録版のスペシャルエディションだよう。ねぇ、そこの奥さん買っておきなキイタ?( ゚д゚)オクサン(゚д゚ )アラヤダワァ もちろん、ロバート・レッドフォード(声・広川太一郎)とダスティン・ホフマン(声・野沢那智)っていうアメリカの誇る演技派俳優(日本の誇る演技派声優)の取り合わせだ。見ようによってはホフマンも二枚目、どっちも背が低めってのは否めないが、ウォーターゲート事件を題材にした上質なサスペンス巨編だ。
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- 1972年6月17日、ワシントンD.C.のウォーターゲート・ビルに5人組の賊が不法侵入し、逮捕された。ワシントン・ポストの記者ボブ・ウッドワード(ロバート・レッドフォード)とカール・バーンスタイン(ダスティン・ホフマン)は単なる窃盗事件にしては奇妙なこの事件に興味を持ち、取材を進めてゆく。様々な妨害をかいくぐり、根気よく捜査をしてゆくふたりはニクソン大統領に繋がる政治的カラクリの真相に至るのだった……
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- 主演者名ふたりが実際に書いた同名書を原作にしたドキュメンタリータッチの映画化。監督は政治サスペンス映画に定評のある故アラン・J・パクラ。脚本は『マラソンマン』(1974)などサスペンスドラマの脚色を手がけた手練れウィリアム・ゴールドマン。助演男優賞の故ジェイソン・ロバーズを初め、第49回アカデミー賞の8部門にノミネートされ、4部門を受賞した傑作である。