購入本

『ゴーレム100』(1980) アルフレッド・ベスター/渡辺佐智江訳 国書刊行会刊

およそ一年前(正確には13ヶ月)、サミュエル・R・ディレイニーの名作中編「ベータ2のバラッド」(1965)を収録した『ベータ2のバラッド』というアンソロジーが翻訳出版されたが(ぼくが購入意欲をそそられるハードカバーって意味であるが)、待ちに待っ…

『げんしけん』(講談社)

最近、久々に読んでる漫画がある。『げんしけん』だ。原子研? 幻視研?とか最初、この名前を見たとき(゚Д゚≡゚Д゚)?って感じだったが、現代視覚文化研究会の略である。いわゆるヲタク漫画である。とある大学のサークルを舞台にした、ゲームやアニメ、漫画、フィ…

『ベータ2のバラッド / "THE BALLAD OF BETA-2"SAMUEL R. DELANY AND OTHERS』(2006) サミュエル・R・ディレイニー他著 若島正編 国書刊行会刊

久々のハードカバー購入である。国書刊行会の<未来の文学>と題され、刊行されている海外SF叢書の第Ⅱ期であるが、今までも興味をそそる刊行物がなかったわけではない。第Ⅰ期ならば、ジーン・ウルフの『ケルベロス第五の首』やら、シオドア・スタージョンの…

ふらり神保町を逝く

今日は休みだったんだけど何だか早く目が覚めた。それは救急車がピーポー、、パープーって健やかな惰眠を邪魔してくれたから……救急車が川を挟んだ向こう岸に停まり、車の入らぬ路地へとストレッチャーと共に消えた救急隊員さんたちを、三階の自宅の窓から見…

『ファイブスター物語』XII巻 永野護著 ニュータイプ100%コミックス刊(角川書店)

前巻XI巻から三年ぶり、きたる4月10日にいよいよ発売となる待望のXII巻である。それを発売日前にゲットした。都市部では金曜から出ていた模様。 もう追いかけてだいぶになる……本格的に読み始めたのは世の世知辛さに染まらず、まだ紅顔の美少年であった頃(…

『銀魂 ぎんたま』空知英秋著 ジャンプ・コミックス刊(集英社)

昨日、『BLEACH』のアニメを観ていたら、アニメ化される『銀魂』という漫画の番宣が流れていた。週刊誌など漫画本はここ数年チェックしていないが、なんとなくピンときて、気になった。で、本日既刊分11冊を大人買いしてきた(;・∀・) なんか(・∀・)アヒャ!!な…

『BREAK-AGE外伝 ボトルシップ・トルーパーズ完全版』馬頭ちーめい著 ビームコミックス刊(エンターブレイン)

何となくネットをふらふらと徘徊していて、知り合いのしーかーさん(いわゆるロボットマニアな方)の日記を眺めたら、発売を知った。キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!! 今は昔、かれこれ数年前……結構はまった漫画『BREAK-AGE』(初版は1〜8巻がアスキーコミックス…

『BLEACH』 久保帯人著 ジャンプ・コミックス刊(集英社)

とりあえず、なんかアニメ見て気になったので既刊17巻を一気に大人買いしまひた。最初の方を読んでいる感じには某『幽遊白書』の如く、とある少年が死神代行となって悪霊(虚と書いてホロウと呼ぶ)を退治をしてゆく学園モノとしてスタートする。これから『…

アヴァロンの鍵 魔導アカデミー 設定資料ビジュアルファンブック 新紀元社

さて、新紀元社より販売になった設定資料集も買いました。もちろん、発売前にでしたが(;・∀・)。2600円+税と少々お高めですが、ヴィジュアル本としては安い方なのかしら。で、なかなか綺麗な仕上がりになっていまふ。この設定集、色々な裏設定とかキャラク…

『奇術師 / THE PRESTIGE』(1995) クリストファー・プリースト著/古沢嘉通訳 ハヤカワ文庫FT刊

英国SF協会賞受賞した、トンデモなアイデアが炸裂する『逆転世界 / INVERTED WORLD』(1974) 安田 均訳 サンリオSF文庫刊/創元SF文庫再刊で有名な作家プリーストの作品。 本書は世界幻想文学大賞を受賞しているらしいが、『メメント』(2000)や『インソムニア…

『バイティング・ザ・サン / BITING THE SUN』(1999) タニス・リー著/環 早苗訳 産業編集センター刊

<平たい地球>シリーズや<パラディスの秘録>シリーズで知られるイギリスの女流ファンタジー作家、タニス・リーのSF作品。 『太陽に噛みつくな / DON'T BITE THE SUN』(1976) 『サファイア色のワイン / DRINKING SAPPHIRE WINE』(1977) これら<フォー・ビ…

『パンチとジュディ / THE PUNCH AND JUDY MURDERS』(1937) カーター・ディクスン著/白須清美訳 ハヤカワ文庫HM刊

[推理小説]密室殺人・不可能犯罪を題材とした本格推理を得意とする、カーター・ディクスン(ジョン・ディクスン・カーの別名義)のヘンリー・メリヴェール(H・M)卿が探偵役として活躍する作品。