ドラマ

『戦場のピアニスト / THE PIANIST』(2002)

ユダヤ系ポーランド人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの戦争実体験が記された回想録を元に、ロマン・ポランスキー監督が映画化した秀作。第75回アカデミー主要3部門(監督賞・主演男優賞・脚色賞)、第55回カンヌ国際映画祭パルムドール他、多数…

『ウォーカー / WALKER』(1987)

『明日に向って撃て! / BUTCH CASSIDY AND THE SUNDANCE KID』(1969)

ブッチ(ポール・ニューマン)とサンダンス(ロバート・レッドフォード)という実在したアウトローたちの青春群像を描いた説明不要な傑作。監督はジョージ・ロイ・ヒルで、このあとこの名優陣とのタッグでまた『スティング / THE STING』(1973)も作られる。…

久世光彦逝く

TBSの元演出家でプロデューサーであった久世光彦氏が去る3月2日に急死してしまった。死因は虚血性心不全らしい。(-人-)合掌 で、久世さんといえば、TBSドラマの特に、庶民的コメディの制作に一翼を担った人という印象が強い。『時間ですよ』(1970〜1973)、…

『剃刀の刃 / THE RAZOR'S EDGE』(1984)

イギリス人作家サマセット・モームの同名長編(1944)を元に映画化した作品。日本劇場未公開作であるが、ビル・マーレー主演ということなので観た。 ラリー・ダレル(ビル・マーレー)は第一次世界大戦へと赴く。戦地から帰還したが、このまま婚約者イザベル(…

『勝利への脱出 / VICTORY(ESCAPE TO VICTORY)』(1980)

戦時中の脱走劇でありながら、一見異色とも思えるサッカーとの取り合わせを描いた傑作。監督は『黄金 / THE TREASURE OF THE SIERRA MADRE』(1948)、『アフリカの女王 / THE AFRICAN QUEEN』(1951)、『天地創造 / THE BIBLE...IN THE BEGINNING』(1966)など…

『シャイン / SHINE』(1995)

またもや、長い時間をかけ調べながら紹介文を書いてたのがうっかり消失した…… ♯ ♪♬ ♬ ♪ ♪ ♪ ♪♬ ♪ ♪♭ ♪ ♪ ♬ ♬ ♪ ♬♪ ♪ ♪ もう書く気なさげ……♪ 実在の天才ピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴットの伝記映画。本作で、第69回アカデミー最優秀主演男優賞をジェフリ…

『クイルズ / QUILLS』特別編(2000)

性的倒錯や拷問虐待という退廃したエロス文学で知られ、サディズムの語源ともなったマルキ・ド・サド侯爵。舞台は19世紀初頭フランスのパリ。シャラトン精神病院に幽閉されてからの後半生を描いた作品である。サド侯爵(ジェフリー・ラッシュ)は精神病院に…

『ラスト・マップ 真実を探して / AROUND THE BEND』特別編(2004)

考古学者のヘンリー・レア(マイケル・ケイン)は銀行員の孫ジェイソン(ジョシュ・ルカス)とその息子ザック(ジョナ・ボボ)と暮らしていた。ある日、ジェイソンを置き去りに家を去ってしまった息子ターナー(クリストファー・ウォーケン)が、30年振りに…

『ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方 / THE LIFE AND DEATH OF PETER SELLERS』(2004)

引き続き映画の感想である。ピーター・セラーズといえば、<ピンク・パンサー>シリーズのクルーゾ警部でお馴染みである。1981年に心臓発作でこの世を去って今はもういない怪優であるが、その半生を描いたのがこの伝記映画である。 主演のセラーズを演ずるの…

『アラビアのロレンス / LAWRENCE OF ARABIA』(1962)

とりあえず、感想。実話を元に、若き日のピーター・オトゥールが主演した第35回アカデミー賞7部門を受賞した古典的名作。監督は『戦場にかける橋 / THE BRIDGE ON THE RIVER KWAI』(1957)、『ドクトル・ジバゴ / DOCTOR ZHIVAGO』(1965)で知られる名匠デヴ…

『ショーシャンクの空に / THE SHAWSHANK REDEMPTION』(1994)

1は故スティーブ・マックィーンとダスティン・ホフマンが共演した映画で、マックィーン演ずるのは胸に刻まれた蝶の刺青ゆえ、パピヨンと呼ばれた男だ。原作者は本物のパピヨンである故アンリ・シャリエールで、無実の罪で南米ギニアの流刑地・悪魔島に投獄さ…

『パピヨン / PAPILLON』(1973)

脱獄映画

脱獄や脱走劇を扱った洋画といえば、以前紹介した『大脱走』(1963) や『勝利への脱出 / ESCAPE TO VICTORY』(1980)などは名作であるが、これらは第二次大戦の旧ナチスドイツ捕虜となった状況下での集団脱走劇を描いた娯楽色の強いものである。特にオールスタ…

『アニマル・ハウス / NATIONAL LAMPOON'S ANIMAL HOUSE』(1978)

1はロバート・レッドフォード主演@二枚目声な広川太一郎。シドニー・ポラックが監督、フランシス・フォード・コッポラが脚本を書いた作品。『理由なき反抗 / REBEL WITHOUT A CAUSE』(1955)や『ウエスト・サイド物語 / WEST SIDE STORY』(1961)の故ナタリー…

『地上最大の脱出作戦 / WHAT DID YOU DO IN THE WAR, DADDY?』(1966)

『雨のニューオリンズ / THIS PROPERTY IS CONDEMNED』(1965)

ミラクルなふたり 広川太一郎&野沢那智

もちろん吹き替えは広川さんや野沢さん多めだ。観ていて思ったのだが、このふたり……吹き替えの神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!である。やっぱりミラクルだアヒャヒャヒャヒャ ヘ(゚∀゚ヘ)(ノ゚∀゚)ノ ヒャヒャヒャヒャ 言葉の端々いや、セリフのない行間を紡ぐ、その口から躍り出る口八丁的…

『イーストウィックの魔女たち / THE WITCHES OF EASTWICK』(1987)

1は説明不要の名作中の名作。オールスターキャストで繰り広げられる活劇である。最近流行のアルティメット・エディションではなく、 製作40周年記念特別編と銘打たれた日本語吹き替え収録版。前者は更に長い吹き替え収録+豪華な特典ディスクつきだが、後者…

『カッコーの巣の上で / ONE FLEW OVER THE CUCKOO'S NEST』(1975)

『アメリカン・グラフィティ / AMERICAN GRAFFITI』(1973)

『大脱走 / THE GREAT ESCAPE』(1963)

本日買ったDVDたち

本日は少しばかり、2枚ほどDVDでも買って週末に鑑賞しようと思って、秋葉原で眺めていたら、最終的に5枚になっていたヽ(`д´;)/うおおおお!? 結局買ったのは以下の5枚。 『ミニミニ大作戦 / THE ITALIAN JOB』(1969) 『マラソンマン / MARATHON MAN』(1…

『新世紀Mr.BOO! カミさまホイさまホトケさま / 鬼馬狂想曲』(2004)

マイケル・ホイ(許冠文)&広川太一郎関連。新Mr.BOO&マイケル・ホイ DVD-BOXは以前お伝えした香港電影最強大全の第6弾として発売されたもの。さて、3〜5は日本語吹き替え収録であるが広川太一郎ではないヽ(`(`(`(`ヽ(`Д´)ノ ウワ・ウワ・ウワ・ウワ・ウワアァァァン!! 公式HP…

新Mr.BOO&マイケル・ホイ DVD-BOX

『新Mr.BOO! お熱いのがお好き / 歡樂叮[口當]』(1986) 『新Mr.BOO! 香港チョココップ / 神探朱古力』(1986) 『ホンコン・フライド・ムービー / 鶏同鴨講 』(1988) 『ミスター・ココナッツ / 合家歡』(1989) 『フロント・ページ / 新半斤八兩』(1990) 『マ…

『ライフ・アクアティック / THE LIFE AQUATIC WITH STEVE ZISSOU』(2005)

ウェス・アンダーソン監督&ビル・マーレー関連。ウェス・アンダーソン監督作品は2〜4。1はビル・マーレー主演リチャード・ドレイファス競演の怪作。重度の神経症を煩うボブ役をマーレーが、精神科医をドレイファスが演じている。ドレイファスといえば、『ジ…

『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ / THE ROYAL TENENBAUMS』(2001)

『天才マックスの世界 / RUSHMORE』(1998)

『おつむてんてんクリニック / WHAT ABOUT BOB?』(1991)

『チャンス / BEING THERE』(1979)

最近はDVDを結構買っている。CD並みに海外ものの懐かし映画が初DVD化されたり、廉価価格で手に入るようになったからもあるが、コメディ関連のが思いの外多くなっていることに気づいた。 ピーター・セラーズ関連。<ピンク・パンサー>シリーズのクルーゾ警部…