洋画

『クイックチェンジ / QUICK CHANGE』(1990)

次にこれも観た。日本未公開であるが、 ビル・マーレーが主演と共同監督を務めたコメディ犯罪もの。共演者は『ザ・フライ / THE FLY』(1986)のジーナ・デイヴィスや、『キングピン ストライクへの道 / KINGPIN』(1996)でも彼が共演することになるランディ・…

『ゴーストバスターズ2 / GHOSTBUSTERS 2』(1989)

しばらくSUPERBITでない、吹き替え収録版が入手不可であったが、先日から『ゴーストバスターズ 1&2 ツインパック』(初回限定生産)がソニー・ピクチャーズエンタテインメントから出たので購入。収録されてるのは映像特典などは以前出ていたのと変わりない模様…

『ゴーストバスターズ / GHOSTBUSTERS』(1984)

ビル・マーレーの(*^ー゚)b グッジョブ!!

ジム・ジャームッシュ監督の最新作『ブロークン・フラワーズ / BROKEN FLOWERS』(2005) が、そろそろ日本公開されるけれども(ぼくはDVDが出たら観る予定)、そちらに主演して、昨今は冴えない中年の機微を描ける、貴重なコメディ出身の役者であるビル・マー…

『デンジャラス・ビューティー / MISS CONGENIALITY』(2001)

連続爆弾魔の狙いがミス・アメリカ・コンテストであるってことで、そこに出場者のひとりとして潜入捜査することになったFBI捜査官のグレイシー(サンドラ・ブロック)が活躍するコメディ。 ヒット作『スピード / SPEED』(1994)への出演で知られるサンドラ・…

JAWS

本日ユニバーサルからJAWSシリーズの第2作〜第4作の廉価版DVDが出ていた。歴史的な傑作である第1作目は例年、「ジャージャンジャージャン♪……」というジョン・ウィリアムズのあの有名なテーマ曲と共に、夏場になるとテレビでほぼ必ずといっていいほど…

『バニシング・ポイント / VANISHING POINT』(1971)

疾走する。そう突っ走って消えてゆく、どこかに。まさにLORD on the road 70年代的ドラマの典型。主人公は車の運び屋の男コワルスキー(バリー・ニューマン)。コロラド州デンバーからカルフォルニア州サンフランシスコまで、白いダッジ・チャレンジャーを駆…

『戦場のピアニスト / THE PIANIST』(2002)

ユダヤ系ポーランド人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの戦争実体験が記された回想録を元に、ロマン・ポランスキー監督が映画化した秀作。第75回アカデミー主要3部門(監督賞・主演男優賞・脚色賞)、第55回カンヌ国際映画祭パルムドール他、多数…

『デリカテッセン / DELICATESSEN』(1991)

『ウォーカー / WALKER』(1987)

『ステップフォード・ワイフ / THE STEPFORD WIVES』(1975)

同じくアイラ・レヴィン原作小説『ステップフォードの妻たち』(原書1972年。ハヤカワ文庫NV刊)が映画化された佳作。2004年にニコール・キッドマン主演でリメイクされた。フランク・オズが監督ゆえ今作はコメディ色が濃くなっているようだが、本来の姿はこ…

『ローズマリーの赤ちゃん / ROSEMARY'S BABY』(1968)

年代順に。まずは、劇作家・作家アイラ・レヴィンによるベストセラー小説を名匠ロマン・ポランスキーが映画化した傑作。『エクソシスト / THE EXORCIST』(1973)や『オーメン / THE OMEN』(1976)といった後続のオカルト映画のあり方を決定づけたと言っても過…

『レポマン / REPO MAN』(1984)

最近観た映画。ちょっとマイナーというか、毛色が違うものが観たくなり、アレックス・コックスというインディーズ出身の映画監督のメジャー長編デビュー作を何となく手に取ってみた。だが思いの外面白かった。 上司と喧嘩し、仕事先を首になった青年オットー…

『銀河ヒッチハイク・ガイド / THE HITCHHIKER'S GUIDE TO THE GALAXY』(2005)

2001年に惜しくも49歳で亡くなった故ダグラス・アダムス原作小説はハチャメチャという噂には聞いていた作品、その映画化。以前予告編を観て面白そうなので買ってきた。小説も河出書房新社から新訳で2巻目まで復刊されているので、未読だったので買ってきた…

『コーヒー&シガレッツ / COFFEE AND CIGARETTES』(2003)

ゆるすぎ(・∀・)ニヤニヤ (・∀・)ノ三G[__]コーヒーノメ!!と( ゚Д゚)y−~~はぼくの生命線といってもいいのだが、このジム・ジャームッシュの11編の10分ほどのショートストーリーを集めた掌編集の如き映画は(・∀・)イイ!!意味で、ユルイ。出ている出演者も(・∀・)アヒャ!!であ…

『チャイナタウン / CHINATOWN』(1974)

1937年のロサンゼルスが舞台。ジェイク・ギテス(ジャック・ニコルソン)はチャイナタウンにある地方検事局出身の私立探偵であったが、素行調査などで食いぶちを稼ぎながら、うらぶれた生活を送っていた。水道電力局の部長モーレイの夫人を名乗る女から、夫…

『くたばれ!ハリウッド / THE KID STAYS IN THE PICTURE』(2002)

ハリウッドの映画製作会社パラマウントの70年代黄金期を築いたともいえる伝説的プロデューサー、ロバート・エヴァンスの自伝を元に映画化されたドキュメンタリー。ひょんなことから映画界に入る経緯から、1966年に石油資本のガルフ+ウエスタン社が買収した…

『明日に向って撃て! / BUTCH CASSIDY AND THE SUNDANCE KID』(1969)

ブッチ(ポール・ニューマン)とサンダンス(ロバート・レッドフォード)という実在したアウトローたちの青春群像を描いた説明不要な傑作。監督はジョージ・ロイ・ヒルで、このあとこの名優陣とのタッグでまた『スティング / THE STING』(1973)も作られる。…

『パーマーの危機脱出 / FUNERAL IN BERLIN』(1966)

エスピオナージュ小説の詩人と称されるイギリス人作家レン・デイトンの初期三部作を、<ハリー・パーマー>シリーズとして映画化したその第2作目。小説の原作邦題は『ベルリンの葬送』で、イカした題名だ。 米ソ冷戦がの時代が舞台。上司であるロス大佐(ガ…

『剃刀の刃 / THE RAZOR'S EDGE』(1984)

イギリス人作家サマセット・モームの同名長編(1944)を元に映画化した作品。日本劇場未公開作であるが、ビル・マーレー主演ということなので観た。 ラリー・ダレル(ビル・マーレー)は第一次世界大戦へと赴く。戦地から帰還したが、このまま婚約者イザベル(…

『勝利への脱出 / VICTORY(ESCAPE TO VICTORY)』(1980)

戦時中の脱走劇でありながら、一見異色とも思えるサッカーとの取り合わせを描いた傑作。監督は『黄金 / THE TREASURE OF THE SIERRA MADRE』(1948)、『アフリカの女王 / THE AFRICAN QUEEN』(1951)、『天地創造 / THE BIBLE...IN THE BEGINNING』(1966)など…

『シャイン / SHINE』(1995)

またもや、長い時間をかけ調べながら紹介文を書いてたのがうっかり消失した…… ♯ ♪♬ ♬ ♪ ♪ ♪ ♪♬ ♪ ♪♭ ♪ ♪ ♬ ♬ ♪ ♬♪ ♪ ♪ もう書く気なさげ……♪ 実在の天才ピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴットの伝記映画。本作で、第69回アカデミー最優秀主演男優賞をジェフリ…

『エド・ウッド / ED WOOD』(1994)

ティム・バートン監督が定番のジョニー・デップ主演と組んだ伝記映画である。史上最低の監督と評されたエド・ウッドこと、故エドワード・D・ウッド・ジュニアの映画製作に掛ける情熱が描かれた半生であるのが、この映画を観ているだけでも、シナリオの構築…

『クイルズ / QUILLS』特別編(2000)

性的倒錯や拷問虐待という退廃したエロス文学で知られ、サディズムの語源ともなったマルキ・ド・サド侯爵。舞台は19世紀初頭フランスのパリ。シャラトン精神病院に幽閉されてからの後半生を描いた作品である。サド侯爵(ジェフリー・ラッシュ)は精神病院に…

『ラスト・マップ 真実を探して / AROUND THE BEND』特別編(2004)

考古学者のヘンリー・レア(マイケル・ケイン)は銀行員の孫ジェイソン(ジョシュ・ルカス)とその息子ザック(ジョナ・ボボ)と暮らしていた。ある日、ジェイソンを置き去りに家を去ってしまった息子ターナー(クリストファー・ウォーケン)が、30年振りに…

『ブレインストーム / BRAINSTORM』(1983)

と書いたけれども……長々と監督、出演者や作品などについて書いていたがテキストが消してしまって゜д゜)鬱死で臨死しそうになったゆえ簡単に。 知覚伝導装置ブレインストームによる臨死追体験が見所である。伝説的特殊効果撮影マンである、ダグラス・トランブ…

『殺しのドレス / DRESSED TO KILL』(1980)

まずはマイケル・ケインの主演作。監督はブライアン・デ・パルマで、共演者はアンジー・ディキンソン、ナンシー・アレンら。デ・パルマといえば、スティーブン・キングのデビュー作の映画化『キャリー / CARRIE』(1976)、禁酒法時代のアル・カポネ摘発を描い…

『ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方 / THE LIFE AND DEATH OF PETER SELLERS』(2004)

引き続き映画の感想である。ピーター・セラーズといえば、<ピンク・パンサー>シリーズのクルーゾ警部でお馴染みである。1981年に心臓発作でこの世を去って今はもういない怪優であるが、その半生を描いたのがこの伝記映画である。 主演のセラーズを演ずるの…

『アラビアのロレンス / LAWRENCE OF ARABIA』(1962)

とりあえず、感想。実話を元に、若き日のピーター・オトゥールが主演した第35回アカデミー賞7部門を受賞した古典的名作。監督は『戦場にかける橋 / THE BRIDGE ON THE RIVER KWAI』(1957)、『ドクトル・ジバゴ / DOCTOR ZHIVAGO』(1965)で知られる名匠デヴ…

『ロスト・イン・トランスレーション / LOST IN TRANSLATION』(2003)

ソフィア・コッポラの監督の第2作目である。父は言わずと知れた、『地獄の黙示録 / APOCALYPSE NOW』(1979)、<ゴッドファーザー>三部作の名匠フランシス・フォード・コッポラであり、映画一家の家系として有名で、甥にニコラス・ケイジやジェイソン・シュ…